2018年富士山登頂再チャレンジ
数年前,富士登山を行った.
その時は,友人に,「山,登りたいわ」と漏らしたところ,
6時間で富士登山計画が返ってきたのがきっかけだった.
始めこそ天候に恵まれていたが,山頂に近づくにつれて悪化する天候.
9合5勺を目前に登頂を断念.
「山頂は30m/sの風です!命の保証できませんよ!」
と,知らないグループのインストラクターの叫び声で下山を決意したのでした.
前回のルートと反省
前回は,1か月程度の計画時間はあったとはいえ,天候を甘く見ていた.
予備日を設定せず,その日に行くしかなかったのだ.
ざっくりとした行程は以下のとおり.
第1日目
昼 麓の新富士駅着
その後バスにて富士宮駅5合目まで移動
1時間半ほど周辺散策し,順応した後,新6合目まで移動
夕 山荘にて宿泊
第2日目
朝 ご来光とともに起床
早めの朝食を取り,出発
行動食を取りながらひたすら山頂を目指す
昼 悪天候により,8合目,9合目の山小屋にて休憩
「ここで待ってても仕方ない」と思い立ち,出発するも下山を決意
仮に予備日を設定していても,シーズン末だったのでギリギリの登山であったことは間違いない.
(既に山頂郵便局が閉局している時期)
仕方ないといえばそれまでなのだが・・・
友人的に登頂失敗の最大の原因は,「山降りたら名古屋のアニメイト行こうぜ!」と約束していたことで,山の神様に怒られたんじゃないかということ.
100里ある.
富士登山 選べる4つのルート
富士山には4つの登山ルートがある.
冬場登山する猛者は,自力で氷の上を進んでいくらしいのだが・・・
・吉田ルート:
登山口までのアクセスが非常によく,登山客の半数が利用.最もメジャーなルート.フォローも手厚い.
・須走ルート:
登山中に樹林帯により太陽から守られるメリットあり.高低差も比較的少ない一方,救護所がない.
・御殿場ルート:
最もマイナーなルートであるが,高低差が最も少ない.火山砂利気質の道であり,富士登山駅伝はココ.救護所はない.
・富士宮ルート:
最も高低差が厳しいルートで,登山道も細く,岩気質である.登頂時間が少ない為,弾丸登山によく使われるルートらしい.
詳しい解説はこちらを参照してほしい.
登山口と登山ルート|登山の前に必ず知っておくこと|富士登山オフィシャルサイト
我々が富士宮ルートを選んだ理由として,登山初心者として救護所の存在が必須であったこと,有事に備え登山・下山道に山小屋が存在していることが条件だった.
そう考えると富士宮ルート以外の選択肢はない.
今年はどうするか
今年の登山ルートは富士宮ルートで行こうと思う.
理由は簡単,数年前の再チャレンジを同じ環境でしたいのだ.
(正直な話,違うルートは怖くて行きたくない)
しかし,ただの再チャレンジではない.我々も進化している.
そう,友人ともども自動車免許を持っているのだ.
これで麓までは自家用車に荷物をいっぱい積んで移動することができる.
富士山の世界遺産化に伴い,麓の駐車場もお手頃に利用することができる.
(開山期間中はマイカー規制があり,5合目まで行くことができない)
数年前の登山の際は,ザックに登山用具のみならず,下山後に使用する私服,洗面用具等を全て背負って登山したのだ.
まだ計画の段階
友人と相談し,今年挑戦することは決めた.今からワクワクが止まらない.
しかし,数年前に用意した登山靴はいいとして,靴下等の用品はかなりボロが出ている.
用意し直さないといけないかもしれない.
あと1か月程度で丸めなくちゃいけない.
それでは,また.